gnuplotでは数値計算だけではなくて、グラフを描画することができます。画像やpdfとしても出力可能です。
たくさんコマンドあったけど何を使えばいいんだっけ?
⚫︎で描画したいんだけどコマンドなんだっけ?
とかってなっちゃいますよね。
まずはキレイなグラフを作るための便利コマンドを一つだけ紹介します。
とりあえず困ったらこれを入力して眺めてみましょう!
gnuplotでグラフを作るために覚えるコマンド ‘test’
gnuplotでグラフを作るために覚える必要があるコマンドは、ただ一つ。
test
ただこれだけです。
gnuplotを起動したら、まずtestと打ってみましょう。
次の画面が出力されます。
よく使うとすると、一番右側の線の色「linetype」や点の種類「pointtype」、下の線幅「linewidth」と破線の種類「dashtype」ではないでしょうか。
これ一枚あれば、
何色にしようか悩む
どの数値でどの点が出てくるんだっけ
といったことを大体解決できます。
モノクロ(白黒)でも同じように表示できて、その場合のコードは次をコピペすればOK。
set mono
test
モノクロにした際に、点がどういう風に見えるか、勝手にどんな線に変わるのかといったことがわかります。
コマンド忘れちゃうよ〜という人に
上記の画像を観察すると、「linewidth」や「dashtype」などと書いてあるので、ちょっと考えれば点の種類は「pointtype」だ!点のサイズは「pointsize」だ!なんてことがわかります。
略語も書いてあるのでそれに従って書けばOK
画像を出すために覚えておく必要があるのは「test」だけなので、簡単も簡単ですね!
終わりに
今回はgnuplotでグラフを作るために、覚えるべきコマンド「test」を紹介しました。これ一つあれば、他のコマンドも連ねて覚えられるし、便利なのでぜひ覚えていってくださいねー!
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